再度、ブログタイトルとはかけ離れたつぶやき。
「民営化」という語彙を作ったピーター・ドラッカーが死ぬ前に残した著作・・・ネクスト・ソサエティ・・・をふと思い出した。
彼は、最近話題のGM分割を60年前から主張し、今日のGEがとっている企業戦略の土台を提言し、インターネットの到来を50か60年代には既に予測していた。
彼のことを詳しく知りたければ、名前を検索するとすぐに分かります。もしくは、「断絶の時代」や「明日を支配するもの」、「ネクストソサエティ」などの著作を読むと分かります。
彼の言っていた、「歴史上存在しなかった全く異なる社会が到来しつつある」ということをふっと思い出した。時代はそう動いているのだろうか。ドラッカーが生きていたら、今の経済・社会的過渡期をどう表現するだろうか。
・・・俺が最も興味のある教育について、彼が面白いことを書いていた。断絶の時代の本に。
彼が若かった頃は、ヨーロッパでは中卒でも十分高学歴だとされていた。その後、労働寿命の延長により労働人口が増えたから、高校・大学など教育期間が延びたこと。
アメリカでは大学や大学院の増加で、大学院卒の就職先に困り新たに大学・大学院が増えるという現象が起きたこと(これは断絶の時代ではなく、他の著作だったかも)。
アメリカのどっかの州で教員を増加(教育予算の増加)したが、余り効果はなかったこと。つまり、教育の生産性の低さ。黒板とチョークは、遙かメソポタミアの時代から変わっていない・・・という本質の指摘。
教育は動機が大事。社会人教育の重要性。人間行動学がどうのこうのなど。
そして、経済・社会にも関連していそうなことが
・テイラーの法則(トヨタの視える化のようなもの)
・知識社会の到来。知識労働者についてのこと。彼が初めに言い出した。ちょっと前まで、似たような本がたくさん出ていた。元官僚の有名人とか。
・・・と、一気に色々思い出したところで、さっきリンクに追加したJMMで村上龍の教育に関する対談動画を発見した(笑)
http://video.msn.com/?mkt=ja-jp&tab=m110&rf=http://video.msn.co.jp/rvr/kit/default.htm&fg=&from=40/98&vid=64cfd662-e733-44ad-8bcf-2f3d8a531567
JMMのトップページの右の方にリンクがあります。
あ・・・そうそう、ネクストソサエティ。最もそれに近い国家があるとすれば、北欧の国々がそれに当たると思う。今は、リアルでもフィンランド人の飲み友達がいて、やっぱりなぁ~~とわかる。
ん~~、ネクストソサエティだろうが教育が何だろうが、やっぱ俺のベースは広大な大地での旅だろうなぁ。
と、ムリヤリこじつけて徒然に終わります。
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