長野ツーリングの話題は一旦置いておいて、買い換えたバイクの話。仕事は暇だが、忙しかった。納車した日に200kmも走ってきたぶり返しが出たか。。。長野のお話は後日。
去年の夏にVTスパーダ250を買った。久しぶりにまともな単車を手に入れたのではしゃいでた。
が、バイク屋は右から左にバイクを流す感じだったことは否めない。メーターいじりもあった事は否めない。各消耗品パーツを見ても明らかだった。それを分かろうとしなかったっけ。何せ自賠責も長く乗るつもりで3年も付けてしまったのだから。。。ま、2年と3年では数千円しか違わないけど。
色々調査して買ったVT系スパーダだったが、実際自分のバイクライフに使ってみると致命的な問題が発生した。
① 前傾姿勢がつらい。
② 高速域のパワーが全然無い。車検がない分、体力で・・・は時間的にも苦しかった。限られた休みに高速使って自然豊かな地方(ほとんど長野w)まで行く・帰るまでがしんどい。風防装着も考えたが、絶対的なパワー不足。
燃費がツーリングでも20km/Lと、最高速が引っ張って120, 130km/h。下り坂で140km/hも苦しかった。車体のブレ、防風、絶対的なパワーの面で。スプロケを1丁上げれば多少違いはあるが、やはり多少なのだろう。大型に乗る友人達とツーリングした時も彼らの快適な高速走行が羨ましかった。タイヤやスプロケやフロントフォークOH等の消耗品を交換してハンドル・バイザー等の改造費用をかけても、効果は薄いだろうから・・・・
で、思い切って・見切りをつけて? 違うマシンに。
250cc最速のホーネットやバリオスでも高速走行はちょっと・・・らしいので、車検ありバイクも視野に入れた。Ninja250なんかも高そうなのとやはり250と聞いていたしセパハンだから除外。
軽くて、パワー(加速力含む)があって、姿勢が楽で、燃費も良くてetcと色々考えて、CB400ボルドールやホーネット600やFZ6S, S2, FZS600やER-6FやCB750やVFR750も考えて・・・お店にも足を運び、FZ6S2とFZS600に絞ったが、どちらも逆輸入なのでタマ数が少なかった。
5月連休前に見ていたサイトでは第一希望色の青FZS600が売られていたが、連休中にそれが売れちゃった事が旅先で判明。中古のFZ6S2にも希望の色がないし。帰宅後すぐに調べたが、タマ数がなさすぎな為動きはない。5,6月には車検切れのFZ6S2が市場に出回るらしかったが、その間はヒビのあるタイヤの現バイクではバーストが心配なので出かけられない。ちょうど、私にしては珍しくバイク仲間が増えてきたこともあったので。。。
600は数が少ない分、売れるときにはすぐに売れちゃうみたい。なので、何とかヤフオクも見てようやく探し当てた。色は第二希望の攻撃的な赤・黒だったが。
慣れないバイクを恐る恐るゆっくり走らせる。パワーは大型らしくモリモリだが、1000程ではない。。400並の車体でこれでも軽い方だが、やはりスパーダ250よりは重いしデカイので以前ほど軽快にはいかない。姿勢はものすごく楽だが、なぜか左手首と足首が疲れる。
道志道を走り道の駅へ。さらに進んで山中湖へ。さて・・・これからどう帰ろうかなぁ・・・来た道行っても確実に混んでるし。。。面白くないから箱根方面から横浜を抜けて帰るか・・・といつもの悪い癖が。
納車したのが14時位だったから、箱根に着いたのは既に夕方。箱根新道や西湘バイパスや新湘南バイパスを無料(社会実験中)で通り第三京浜を通って帰る。
途中で渋滞に巻き込まれながらもすり抜けしたり、強風の中100km/hオーバーを出してみた。う~む、3速5000回転~6000回転に変な谷がある。2chで見つけた分には
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600乗りの方に質問。
パワーバンドをはずした低回転から一気に全開にすると
息つきみたいな現象発生します?
俺の600、4000回転位から一気にアクセル開けると
最初「ムォッ!」みたいな感じでしばらく間を置いた後、
「ムォワァァーーーーーー」みたいな感じで吹けてくのですが、
変ですか?
トルクの谷間というか音があきらかに変わるバンドは5000~6000のあたりかな?ムオアァー!!という表現はある意味正解!!。
6000以上になるとまた変わる。
マフラー変えたら、それが6000~7000の間になった。
4YRのカタログに2段ロケット的なエンジン特性にしたって載ってたからこれのことかなって納得してた。
でも4YRでは感じなかったなー、ムオアァ加速。
案外、その谷間気にいってるんですよね。音が気持ちいいし、2ストみたいだし。
45000キロ走ったSRXで息継ぎ感じた時、ショップの「騙されたと思って…」という勧めでニュー○ックのパワーカーボンリムーバー試したら完治しましたよ。
マフラーからカーボン粉バンバン出てきてビックリした。
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とある。前オーナーが改造してた所のサイレンサーがちょっとうるさいので、この「ムォワァアーー!」で追い越しかける時はだいたい前方の車両が避けてくれる(笑) この症状がない同種のバイクもあるのでエンジン内部のクリーニングをしてみようか。キャブOHとかじゃなければいいんだが。
いずれにせよ、見つかって良かった。大事にしたい。タイヤも減ってたので、タイヤ代出して工賃無料でミシュランをはかせた。デザインも、少し丸いFZ6S2よりも角ばったFZS600のが好きだった点もグー。年式は10年前。
2011年5月17日火曜日
2011年5月11日水曜日
5/3 午後 R19 信州新町~松本
北アルプスとジャンプ台。左、露光調整のため暗くなってます。
アレ?道の駅はなかったはずだが??地図を見ても自分がどこにいるか全く理解できなかった。道の駅の観光地図で現在地をようやく把握し、目的地から大分間違った方向と距離に来てしまったのだと分かる。どこで間違ったのか・・・なぜ気づかなかったのか?同じ県道31だったが、それらしい分岐はなかったような・・・
午前中大塚さんと旅は寄り道が面白いとか言ってたら、さっそく本当に道を間違えてしまった・・・(笑)せっかく地元が推薦するソバ屋さんを教えて貰ったのに・・・orz でも一つ学んだのは、地元が推薦するレストランはツーリングマップル上に名前が出ているということだった。めげずに次回来たときにでも寄ろう。今は今を楽しもう。
道の駅をあとにし、別の県道でR19へ抜けた。久しぶりのR19、ここは信州新町付近だろうか。この道も好きな道なのでパシャパシャと画像に残す。
山に囲まれ犀川と併走するだけで何もないが、時折山国・長野県の圧巻な自然風景と出くわす事もある。連休中なので流れは悪いのだが。夜だと気持ちいいけど、何もないので少し怖くなることがあったなぁ。途中、信州新町の信州犀川交流センター(1575円で1泊可、要予約)を通り過ぎた。R19沿いに看板が出てた。食料さえ持ち込めば、ロケーションは良さそう。トラック位しか通らない静かな所で1晩過ごせるのだから。
犀川と共にR19を南下する。橋を越え、ダムを越え、小雨が降り出してきた。ちべて~。松本まであと少し。R403との合流辺りから渋滞してくる。松本市の端っこ辺りまで来て17時。さて・・・今夜はどこで寝るか・・・こんな時間になってもうた・・・
バイクを止め、スマホで真剣に調査開始(笑) 元々、松本市近辺には安い宿がない。マンガ喫茶で寝てもいいけど、療養明けなのと明日は晴れるそうなので今夜は体をしっかり休めたい。どっかあるかな~?
安いビジネスホテル満室・・・
素泊まりの格安旅館はネットに出てこない。(後日茅野あたりで格安看板を見かけたので、検索した結果)う~~む・・・マン喫かぁ・・・
・・・と、懐かしいユースホステルが出てきた。立科で4000円か・・・高いがビジネスホテルで5000円よりはマシか・・・場所も女神湖のそば。ビーナスラインもすぐ近く。電話してみてバイクの男一人、部屋はあるとのこと。20時過ぎに着くけど大丈夫ですか?大丈夫とのこと。よしっ、距離あるけどソコ行こ。
ルートも、山を通るよりも今は雨とガスっているのでR254を通って来なさいとのこと。いい加減峠を走りたかったのだが、天気がこれでは。。。抜け道も知ってはいたのだが。明日またこの辺に戻ってくることになるなぁ。三才山トンネルで通行料金を払いユースまでのガソリン代も考えると、松本で5000円位のビジネスホテルに泊まっても大差はない。
でも、山奥のユースに泊まってみるのも悪くない。湖が近くにあるのだから気持ちよさそうだ。おまけに、それまでユースホステルの存在をすっかり忘れていた(笑) 朝方会った2けつカップルライダーも次はユースに泊まると言っていたっけ。と、アレコレ考えをまとめたのが17:30。やはり私は暗くなるまで走り続けなければ気が済まない男のようだ・・・。
R254から三才山トンネルを抜けた所に圧巻の山々があったが、バイクを止める場所がなくそのままスルー。ようやく見つけたコンビニで一休み。この頃には雨はすっかりあがり、雨後の山並みの風景が。この一時もまた美しい。寒いんだけど。一服後、走り出してすぐに飯ポイントの町が。。。久しぶりに来たので感覚をど忘れ。地図に載ってるレストランや見た目美味しそうな所は満席ぽっかたので、地元食材を使った武石丼の旗がある人気のなさそうなレストランへ。ここで武石丼を食す。お米が足りなかったけど、おかずはボリューム感がありました。美味かった。
夜の国道を進み、県道40を山を駆け上がる。寒いし真っ暗で怖いし。。。鹿さん出てこないで。。。直線ばかりだったので真っ暗なカーブ連続の道ではなく、どうにかユース近くに着く。ここは・・・以前も何度か来てて、いずれは滞在してみたいと思っていた高級な感じのするペンション街だった。白樺湖の様に遊園地からお土産屋までがゴテゴテとあるのではなく、静かな大人の別荘地といった感じ。
ユースにして良かったと思いつつも、寒さでおしっこちびりそうになりながらユースに到着。家族連れが結構いてる。そういや、最近はそうなってるんだった。中に入ると、施設の豪華さにビックリ。ホールが結構贅沢なのだ。
チェックインを済ませ荷物を部屋に置き、もう少し待てば男湯が大浴場だったが寒かったので小さな風呂にさっさと入る。男湯・女湯チェンジの10分前までには何とか出た。ロビーで割高なハイボールを買って飲む。ユースだけど交流は余りなさそう。同室のライダーは反応が薄い。ここに3連泊しててウィスキー飲んでるおっちゃんがipad使ってたが、その人と2言3言話したくらいか。昨日は女性ライダーが泊まってたらしいが、今同室のライダーさんとは話はできそうにもない。酒飲んで寝よう。
先程チェックインの時に夜の鹿見学ツアーがあった。運が良ければ見えると。子供達は楽しみにしていたが、夜の山道を走ってればいやでも遭遇するのだ(笑) 鹿は近眼だから危ないし。またこの日は雨後の曇り空だったが、星空がきれいらしい。星空で有名な佐久が近いからなぁ。
夜、眠れずに外を少し歩き喫煙所でコテコテのハーレー乗りのおっさんと顔を合わせた。翌朝、彼に声をかけてみたが、無反応。彼の彼女か奥さんは対応してくれたが、彼はなんか韓国人みたいな雰囲気だった。言葉が分からないのかな。何だかよく分からないが、高級別荘地の綺麗なユースでオヤスミ。
明日は天気も良さそうだしスタート地点も近いし、峠を走るぞ!!
2011年5月8日日曜日
5/3 午前中 白馬のクラフトショップにて
オシャレなお店やカフェもあるので女性やカップル・家族連れにもいいかもしれん。男バイクで一人旅の俺には関係ないんだけど(笑) 一人、1300ccでこれからRHを出る人がいたので声をかけて情報交換。前日までは風が強かったり黄砂がすごかったとのこと。美ヶ原林道(旧名・美ヶ原スカイライン)も雪解け後なので、路面に砂利や砂があって走りづらかったとのこと。ううむ。。。
8時過ぎにRHを出る支度をする。玄関でカップルとあいさつしたが、彼らはバイク用のジャケットを着ている?確かバイクはもう一台、下関ナンバーの大型R1のみだったが・・・。尋ねると、2ケツしてきたとのこと。最近の小型化が進んだレーサーで、下関から2ケツ・・・(´Д`) こりゃ大変だ。昨夜、立科から走ってきたのは彼らだったのか。彼らはこれから佐渡が島に行く模様。彼らは俺のハンドカバーを見て、いいなーと言ってた。確かに寒さ対策は私の方が慣れているが、タフなカップルだなぁ。
RHを出て昨夜温泉行くのに通った道を行くと、北アルプスの見晴らしがいい所で止まりパシャパシャ。
途中道を間違えたりしながらも、何とかお目当てのクラフトショップ・森の生活にたどり着きバイクを駐車場に止めると、オーナーの大塚さんが店から出てきてくれた。リアルでは初対面だが、さっそくお店の中を見せてもらいアメリカ話に花が咲く。話を聞いてみると私の様にUSで変な旅行をしてきました(笑)的な私よりもやはり本格的な方でした。
日本国内で最もR66とネイティブアメリカンに詳しい作家で、新聞にコラムを書いてたりしてTV企画の話もきたり途中まで進めてて予算の関係上ぽしゃったり。。。そうそう、この日大塚さんはTV出演(だったかな?)の予定があったが急遽キャンセルになり、その日に私が訪ねてきたとのこと。あるんだよな~、こういうシンクロが。
コーヒーをごちそうになりながら、外のイスに腰掛けて話に花が咲く(写真ではジョン・ディアーの耕耘機のおもちゃ横にイスとテーブルが)。コレだよ、アメリカンな住宅は。ニューオーリンズでよく見かけた風景。黒人の老人なんかが座ってた、家にくっついて屋根もあるベランダの様な空間。これもオーナーさんのこだわりらしい。わかるなぁ ^^)
大塚さんの所に、US旅行の相談の話が結構来るらしかった。詳しく聞くといかにも日本人的で旅にこだわりのある大塚さんや私からすると、「細かなプランがどうこうよりも、YOU とにかくアメリカ行っちゃいなよ」って感じだった。
2人とも定年退職以前に外国の一人旅をしたことあるからかもしれないけど、見知らぬ土地に飛び込んでみて右往左往するのだって、経験だ。私なんて特に行き当たりばったりだが(笑) でも未知の土地に飛び込んで、しょっちゅう予定が狂ったり予定自体が未定だったり(笑)現地の人に助けて貰ったり旅人と情報交換したりその場その場で旅を形作っていく事は、実は結構楽しいのだ(笑) 私もそういう事が多々ありました。
それでもどうしてもUSの旅を案内して貰いたいなら・・・人数集めて私の飛行機代とかをカンパしてくれれば・・・旅行法にひっかからない範囲で・・・友人としてモーターホームの運転や宛にならない案内くらいなら私が・・・(笑)と願望を抱いていたりして・・・
【右2枚、Santa Feで見たネイティブアメリカン系のオブジェ。風でクルクル回ります。非売品。大塚さんの自作。アパートが広ければ、欲しい!!(笑)】
さて、大塚さんはR66クレイジーとの事で、色んな数字を66にしているとのこと(笑) そういや私も6には縁があるかもしれない。と何だかんだと話が長引いて長引いて。お昼近くになったので、店内の商品をお土産に買って買えることに。あ、展示品の写真撮るの忘れた(笑) 撮っていいのか分からないけど。
こちら白馬・「森の生活」さんでは、お店の方針として一度お店に足を運んでくれた方にメールオーダーだったかな?をしている以外は、お店に一度足を運んでいただく方針を採ってらっしゃいます。なので、お店のページを見ても商品を見たりネット通販はやっていません。ちょっとだけなら見れるみたいですが。
個人的にはネット通販で見たいのだが、どんな商品があるかは白馬に行ったときのお楽しみになりそうだ。作品も一点物が基本とのこと。私が覚えている範囲での商品は、
【R66関係】
ステッカー、Tシャツ、プレート、写真をイラストの様に加工しているフォトレーション集、書籍。
【ネイティブアメリカン系】
ネイティブアメリカンの本格的なアクセサリー。ベルトのバックルやイヤリングや腕輪。大塚さん・息子さん作のもアメリカから仕入れてきたのもある。どちらも本格的でハンドメイドの対価に合うお値段はします。が、普通に日本で買ったら30万なのが15万くらいだったり・・・。
【白馬関係】
地元白馬をテーマにした木工品、ヤマメ?イワナ?の原画(これがネイティブアメリカンと同じで、色彩がとても豊か)などなど。
【大塚さんのUSソング】
ツイッターで教えて貰ったリンク。
浜田省吾のようなクールな声で、アリゾナの赤い砂漠~♪ とカントリー調に歌われております。こういう曲が聴きたかった、日本語で。
私は、お土産用としてステッカーを10枚以上と、東日本大震災への義捐金のため特別にデジタル版画として作られた渓流魚の絵を買ってきた。値段も手頃だったため・・・。ちなみに原画はこちら(森の生活あれこれブログ)
という風に、5/3の午前中は有意義に消化しました。
この後、このツーリングのメインであるビーナスライン周辺に向かう途中の地元がお勧めするおいしいソバ屋さんを教えて貰ったのだが・・・。
最後に、大塚さん自作のネイティブアメリカン系オブジェが風で動く様子
それでは、良いご縁に感謝します。また、不適切な内容等がありましたらご指摘ねがいます。
午後の部は松本へ南下。
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